中学生だってプログラミング教育拡充されるんです!なぜでしょう?
2021年度より、中学校「技術・家庭科」ですでに取り入れられているプログラミング教育の内容が拡充される内容の『新学習指導要綱』が全面実施されます。ご存知でしたか?
では、なぜいま、プログラミング教育が必要だ必要だと盛んに取りざたされているのでしょう?少し考えてみたいと思います。
結論から申しますと、『プログラミングを学ぶということが、これからの人生に役に立つから学校で基本的な考え方を勉強しておきなさいょ!これからの人生をよりよく生きていくために必要な勉強ですょ!』ということでしょう( ´艸`)
2020年度 小学校でプログラミング教育が必修化
2020年度から、小学校5・6年生では英語が教科となり、小学校3年生からプログラミング教育が必修化されるという話は、耳にされた方も多いのではないでしょうか?これを受けて、プログラミングを学校で学ぶ生徒さんと学ばないまま卒業される可能性の高い生徒さんの話もいろいろと議論に上がることもあったように感じます。
では、小学校でプログラミング教育が必修化された後、中学校ではどうなるのでしょうか?
2021年度 中学校で新学習指導要綱が「全面実施」
2021年度からは、中学校でも新学習指導要領が「全面実施」となり、すでに「技術・家庭」の「技術」分野で扱われていた”プログラミングに関する内容”が拡充されます。
ここで、わかりずらいのが「全面実施」ですが、この点は以下の文章が分かり易く説明してくれています。
ポイントなのは「全面実施」の意味です。「全面実施」というのは「2021年度に中2、中3の子ども達は、新しい学習指導要領で学んでおかなければならない」という意味なんです。
今の小6(=2019年4月から中1になる子ども達)は中学校を卒業する時点で、新しい学習指導要領の内容を学んでおかなければならない、ということですね。古い内容しか学んでいないと、履修漏れになると。(※この記事の公開日:2019.03.05 のままの表記の為、今現在(2019年7月11日)中学校1年生の子供たちのことになります)
(コエテコ『中学校でのプログラミング教育必修化を徹底解説—文部科学省・上野耕史さんインタビュー』より引用)
つまり、昨年度小学校6年生で、『ぎりぎりプログラミングを学ばずに中学校を卒業するかも???』という生徒さん方も中学校3年生の時点でプログラミングを履修しなければいけないということです。
それでは、実際にはどのように拡充されるのでしょうか?
現状として、中学校の「技術」分野の内容は以下の4つに分かれています。
(A)材料と加工の技術
(B)生物育成の技術
(C)エネルギー変換の技術
(D)情報の技術
この中の「(D)情報の技術」の中も4項目に分かれているのですが、その中の「(2)ディジタル作品の設計・制作」「(3)プログラムによる計測・制御」という2つの項目が大きく変わることになり、新学習指導要領では、「(2)ディジタル作品の設計・制作」が「(2)ネットワークを利用した双方向性のあるコンテンツのプログラミングによる問題解決」という項目に変更されました。
例えば、従来のように「ソフトウェアを使ってホームページをつくる」とか「プログラムを実行すれば画面に正六角形の図形が描かれる」というような可変性のない1方向的に出力するだけのプログラムにとどまらず、プログラムを実行すれば、何角形を描くのかまず「入力」を求められ、それに「指示」を与えることで、同じプログラムの中で正三角形が描かれたり正五角形が描かれたりする、入力内容に「応答」する図形が描かれるような双方向のプログラムが求められるということです。
その他の変更点もいろいろあるようですが、要するに、「既存のソフトウェアを使って何かを作る」というような活用法だけではなく、「コンピューターと人とが相互に情報のやり取りをしながら(双方向)、コンピューター間でも情報通信をする(ネットワーク)ような多様性のあるコンテンツ」を考えてみましょう。ということのようです。
このように、小学生同様中学生の学習環境も大きく変化する訳ですが、その先の高校でのプログラミング教育・大学入試におけるプログラミング科目の役割などについても大きく変わります。この点に関しては、話が長くなってしまいますので別の記事にて追って考察していきたいと思います。
いろいろと述べてまいりましたが、プログラミング教育が始まるといっても、プログラマーを養成しようということではありません。
パソコンのリテラシーの向上とITに関しての基本的な理解・プログラミングを通して論理的思考力とよばれるような合理的かつ順序だてて問題を解決する能力の育成が目的なのです。
プログラミングの技術だけを習得するのではなく、”プログラミングを通していかに自ら問題を提起し、その問題を合理的かつ論理的に解決できるかという問題解決能力”が求められているのです。
それは、これからの第4次産業革命と呼ばれるIoT x AI時代を生きていく子供たちにとっては、必要不可欠な能力であり、そのためのプログラミング教育であるといっても過言ではないでしょう。
みなさん、試験の為の勉強ももちろん必要でしょう。でも、学校を出た先の人生の方がはるかに長い。ベビーカーの中でスマホゲームで遊ぶような世代です。受験勉強という枠にとらわれず、もっとデジタルのリテラシーを伸ばしてあげてもいいんじゃないでしょうか?
誰でも最初は初心者!パソコン初心者でも安心してご受講ください!
「タブレットは使ってるんですけど、パソコンは学校でちょっとだけ・・・」「プログラミングも全くはじめてで・・・」とご心配される保護者の方もみえますが、『♪♬誰でも最初は初心者なんだから・・・(^^♪』(歌:WANIMA タイトル”やってみよう”)という曲をご存知でしょうか?そう、誰でも最初は初心者なんです!それがお子様でも、おばあちゃんでも最初はみんな初心者なんです。そういう方に、できるようになった満足感や達成感、さらなる意欲とたまの挫折感・・・そういうものを与え人生の何かしらの糧としていただける人たちを、先生と呼ぶんじゃないでしょうか?
プログラマーとして人間として培った経験と体験を通して、個々人にあわせた配慮とオリジナルのカリキュラム・手厚いサポートをもって臨みます!パソコン初心者もきっと大人顔負けのキッズプログラマーになることでしょう(笑)
『♬~はじめよう やってみよう 誰でも最初は初心者なんだから・・・~♪』のスピリッツで何事にもチャレンジして欲しいと思います!
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勝手に”私のテーマ曲”にしてます(笑)まだ聴いたことのない方は、聴いてみてはいかがでしょう( ´艸`)
WANIMA 『やってみよう』
正しいより 楽しい
正しいより 面白い
やりたかったこと やってみよう
失敗も思い出
はじめよう やってみよう
誰でも最初は 初心者なんだから
やったことないことも やってみよう
苦手な相手とも 話してみよう
知らなかったこと 見たことないもの あたらしい 楽しい
悲しいときは 笑って
寂しいときは 声出して
雨はいつまでも 続かない
土砂降りも楽しもう
踏み出そう よじ登ろう
高い山ほど 絶景が待ってるから
遠回りの道を 選んでみよう
険しい峠には 何かがあるさ
ありえなかったこと 出会わなかった人
あぶなっかしい 楽しい
振り返るより 振り向いて
掘り返すより 掘り出して
過ぎた話は ほどほどに
今の話をしよう
恐れず 迷わず
同じ今日という日は 二度とないんだから
明日よりも今日に はじめよう
知らなかった自分と 一緒に走ろう
思い立った日が 思いついた日が
そこが スタートだ
青いより 青い 空もそうさ
同じに見えて いつも違う
どんな人だって同じじゃないさ
空気なんて読まない
やってみよう
正しいより 楽しい やってみようか
倒れるなら 前に倒れよう
やって後悔などすることないさ
理由なんていらない
やってみよう
やってみよう
やってみよう
やってみよう
やってみよう
歌:WANIMA
詩:篠原誠
曲:イギリス民謡